街並みと住空間に込めた、
こだわりの数々。
この地に相応しい風格と
洗練を纏う邸宅の創造。
プレミアムなこだわりを
ご紹介します。
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LANDSCAPE
DESIGN
広大な土地だからこそ成し得る、
一体感と個性あふれる街並み
大きな土地の特性をどう活かすか。
高低差を利用したグランドプラン。
有限会社ノマドクラフト
[一級土木/造園管理技士・
自然再生士]森山大樹[主な受賞歴]2004年・2015年グッドデザイン賞/港区緑の街づくり賞/2007年・2009年 川崎市都市景観形成協力者表彰/2014年JEGデザインコンテスト優秀賞 他
鷺沼駅周辺の賑わいから少し離れ、多くの緑が残る閑静な住宅街である有馬地区。その地にこれだけの規模のランドスケープをデザインするにあたっては、周辺の住環境に馴染みながらも、個性的で洗練された独自の世界観をつくることを念頭におきました。
まず、大きな課題となったのが、高低差の活かし方。いわゆるパワービルダーがつくる、ありがちな街並みではなく、広さと地形を活かした、この地でしか実現できない街並みをどのようにつくりあげるか。
これまでにないトライアルでしたが、高台の南側と傾斜を有する北側、特徴の異なる土地の方位や地形を理解し、植栽やデザイン、カラーリングなどはもちろん、インターロッキング舗装にいたっては、使用する箇所によって製造メーカーから変えることにより、28邸それぞれが個性的でありながらも、ひとつに調和する街並みとして完結させました。
趣ある街並みへと導く、
アーツ&クラフツの意匠。
平坦なサウス街区は、コミュニティサークルである広場を囲むように5邸をレイアウトしました。この5邸というのは、ヒューマンスケール的にもコミュニティができやすい、いわば“向こう三軒両隣”のイメージです。ブリティッシュウォールのファサードから広場へとつながることによって、コミュニティの求心性が生まれ、自然と人が集まりやすい構造になるよう意識しました。
全体区画イラスト
一方、傾斜のあるガーデン街区は、道路に沿って街並みが連なるストリートデザインを採用。各邸の玄関の植栽を連続させたファサードグリーンとその中を通過するアプローチにタイルやインターロッキングを配することで、旗竿敷地や階段による圧迫感を軽減しています。また、街区の中心には公園を配置し、緑の連続感を際立たせるだけでなく、コミュニケーションを育む場としました。
このように、個性の異なる2つの街区に、統一感をもたらすのが、アーツ&クラフツの流れを汲んだ意匠です。手づくりのぬくもりから生まれる趣や心地よさは、ヨーロッパの様式美の根底にあるものであり、この思想をブリティッシュウォールや門柱など随所に散りばめ、さらに街区のイメージに合わせた樹木を植えることで、街全体に優雅さと彩りをプラスしています。
広さが叶えられるメリットを最大限に。暮らす楽しみ、魅力溢れる街並みを目指して。
28の家族が暮らす街としての統一感を大切にしながら、それぞれの個性が引き立つよう、舗装材や色調の濃淡を変えたり、細かい箇所まで差別化し、変化も演出しました。
ボリュームのある植栽を配したり、段差を活かした奥行きのある設計ができたのは、全邸の敷地面積が150㎡超という広さがあってこそ。このゆとりが、日々の暮らしに潤いを与え、この街で暮らす喜びと誇りを感じさせてくれると思います。
外観完成予想図
PLANNING
広さがあるからこそ、暮らしを楽しむことができる住まいに
注文住宅を検討するお客様にも、
選んでいただける邸宅を目指して。
株式会社フージャース アベニュー 建築部
[一級建築士/宅地建物取引士]柴多望未
鷺沼周辺は、田園都市線の中でも高級住宅街として象徴的なエリアであり、恵まれた住環境にあります。その中で分譲住宅としての強みをどのようにアピールしていくか。そのキーワードとなったのが「注文住宅を意識した個性あふれる住まい」でした。デベロッパーが提案する分譲住宅には、設計をはじめ、デザイン、設備・仕様に携わる関連会社が、それぞれに知恵を絞りあい、個性と住みやすさを両立できる良さがあります。これらの強みを最大限に生かしつつも、
注文住宅を考えているお客様にも満足して選んでいただけることを、プランコンセプトのひとつにしました。
もうひとつのコンセプトは成熟した住宅街にマッチする「人を招く住まい」にふさわしいこと。設計にあたっては、ポイントとなる空間、例えば玄関・玄関ホールなどは、広さや収納量を充実させ、お客様を迎える空間としてすっきり広く見せることにこだわりました。
土地の特性をフルに活かして、
「ここでしかできない」
空間づくりを。
この街の大きな特長である、高台ひな壇の立地特性、「サウス街区」と「ガーデン街区」という異なる敷地の形成も、住まいの個性を演出できる大きな要因となりました。北側の「ガーデン街区」では、バルコニーのスペースを贅沢に確保し、明るさをたっぷり採り入れた2Fリビングのプランなどを採用しました。南側の「サウス街区」では、高低差を利用して眺望を楽しめるViewラウンジのあるプランを採用し、平坦な区画ではなかなか生まれない個性的なアイデアも実現できました。
立地概念図
数字だけではない「広さ」から、
プラスαな広がりを
生み出す住まいに。
全区画の敷地面積が150㎡超という魅力を最大限に活かして、数値以上の開放感あふれるプランニングを実現。住まいの中心にテラスを配したプランや吹抜やステップフロアを配して、上下にも広がりを持たせたプランなど、空間を外と中、上下につなげ体感的な広がりをつくりだすことによって、暮らしの楽しみをも広げる住まいづくりにこだわりました。また、キッチンや洗面室に隣接させたユーティリティースペースを設けたプランでは、家事動線が快適になり、暮らしにゆとりが生まれます。
広さからゆとりが生まれ、さらに暮らすことを楽しめる。さまざまなこだわりから生まれたこの住まいが、ご家族の毎日をいっそう豊かにしてくれることを願っています。
デュオアベニューつくば吾妻(当社施工例)